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不遇なる一凡才の手記

https://twitter.com/mukashi_otoko

桃山御陵

 

f:id:mukashi_otoko:20170219173528j:plain 乃木神社

祭神 乃木希典命・乃木靜子命

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❝大きな仕事よりも、むしろ人格によって、その時世に非常な貢献をする人が、三十年に一度か、六十年に一度くらい出現することがある。そうした人物は、死後二、三十年の間は、ただ功績をもって知られているのみであろうが、歳月の経つにしたがって、功績そのものが、その人格に結びついて、ますます光を放つ時がくる。たとえば軍人であるとすれば、その統率した将士の遺骨が、墳墓の裡に朽ちてしまい、その蹂躙した都城が、塵土と化してしまった後までも、なおその人格と、人格より発する教訓とが、永遠に生ける力となってゆくからである。乃木大将は実にかくのごとき人であったのだ。❞

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❝他の手段によってその名誉心に訴えようとしても、将軍は毫しも動ずることがないが、作詩の讃評を聞く時のみは、小児のように夢中になっていた。バリー君が翻訳して、しかも佳作となったものを齎して、原詩の情調に適する韻律選択の苦心を語るとき、恍惚として両眼を閉じて傾聴する将軍の面影が、髣髴として今なお眼前に浮んでくる。バリー君は将軍の著想を表すのに、シェークスピアの韻律が適するか、又はスウィンバンのが適するか、それを決めるのが困難だと言って説明した。彼は将軍の詩人的性格を讃美して止まぬくらいだから、この問題にはまた極めて真摯であった。そして彼が将軍の作品を論評する時、将軍は始終ポンチ人形のように嬉しそうにみえた。詩歌のことでバリー君が幾度将軍に謁したか分からないが、とにかく度数の非常に多かったことは確実である。❞

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それでは、御陵へ。

f:id:mukashi_otoko:20170219175603j:plain 昭憲皇(太)后陵

綽名は天狗さん。趣味は煙草。

f:id:mukashi_otoko:20170219180441j:plain 明治天皇

❝もしこの人口多く、聰明犀利で、模倣力があり、忍耐強く、仕事好きで、何でも出來る國民の上に、わが國のピョートル大帝ほどの王者が君臨したならば、日本の胎内に隠されている餘力と富源をもつて、その王者は多年を要せずして、日本を全東洋に君臨する國家たらしめるであろう。❞

ほな、帰りましょか。

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あっ、忘れとった!今日は大帝にお願いがあって参りましたんや。

「玄孫さんが落ち着きますよ~に!」

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